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2009年5月

2009年5月31日 (日)

「消費者庁」の実現で通販企業は“苦難の時代”に突入

日本ダイレクトマーケティング学会(JASDM)の法務研究部会は5月21日に2009年度の第1回部会を開き、「消費者庁」を軸に「今後の消費者行政と通販企業の対応の問題点」を議論した。部会員でもある高橋善樹弁護士(川越法律事務所)が、通販の関連法律が「消費者庁」に移管された場合の改正ポイントを説明。通販企業にとっての問題点について指摘や解説を行った。

通販企業への取り締まりが目立つ景品表示法の場合、改正点を見ると従来の目的だった“競争法”の性格が薄れ、“消費者保護法”寄りになる可能性が高いと指摘。これまでの「排除命令」は独占禁止法の「排除命」と区別されて「措置命令」となるが、これに伴い従来可能だった「不服申立て」の定め方が変化するなど、企業にとって不利な状況が生ずるとした。

罰則に関してもこれまでは「虚偽の報告・答弁」や「検査拒否」、「妨害」、「忌避」などが対象だったが、改正後は「措置命令違反行為」に対する罰則規定を新設。措置命令違反者には「2年以下の懲役または300万円以下の罰金」が科されるようになる。

さらに、消費者庁の対応について独立した消費者委員会の監視が行われることによって、より消費者視点からの運用に傾く恐れも想定。1つの案件に関して横断的処理も可能となりそうで、「景品表示法」「特定商取引法」「JAS法」など複数の行政処分を一度に行いやすい状況が生まれるという。

通販企業は表示規制や取り締まり強化に対し常に見直しをする必要があるとともに、今まで以上に顧客対応の整備が求められそうだ。

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ブルーな気分が吹き飛んだ「ケントス」の夜

20090531

大学時代の仲間たち7人と、10数年ぶりにライブハウス「銀座ケントス」へ行ってきました。たまたまその日は仕事でちょっと落ち込むことがあったのですが、予約していたステージの最前席に座ったらブルーな気分はどこへやら。女性2人のボーカルを中心とした12人の大編成バンドが演奏する、シュープリームスやスタイリスティックスなど70年代、80年代のポップスを楽しんだのです。

バラードを除き、ダンスフロアはず~っと満杯。踊っているのはほとんどが女性で、20代や30代とおぼしき若年層もいました。実は私たち(女性だけですが)も数曲踊ったのです。

6月の第1週末にはシュープリームスが来日して出演するそうです。残念ながら私は別件があって観に行かれませんが、昨年のスリー・ディグリーズの時と同様、チケットは完売しそう。

ということで、今日のコラムには通販はまったく登場しません。ま、たまにはいいか・・・

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2009年5月18日 (月)

メリット見えないディノスとセシールの合併

フジテレビグループのフジ・メディア・サービスは5月14日、子会社のディノスとの合併を目的にTOB(公開買付け)を通じセシールを買収すると発表した。合併時期は来年4月以降だが、成立後両社の株式交換を行うようになった場合、セシールは上場廃止となる。

フジ・メディア・サービスは今回のTOBについて、「ディノスとセシールの統合シナジーを最大限引き出す」ことを掲げる。通販の基幹媒体であるカタログ事業が頭打ちになりつつある現状下で、顧客リストの相互活用や商品力・メディア力の強化、さらにバックヤードの有効活用および販促経費の低減を目指すという。

ただ、なぜこの時期にディノスがセシールと合併する必要があるのか、その狙いは見えにくい。セシールの筆頭株主であるライブドアホールディングス(LDH)からの合意を取り付けたとしているが、LDHがセシール株の売却を検討しているということはこれまでも通販業界のあちこちで囁かれていた。しかし、ライブドアから迎えた人材力が奏功しEC面は力を付けてきたものの、カタログを軸とした通販事業全体は好調とはいい難い状態で、2008年12月期には4億9000万円の経常赤字を計上。先週には障害者用低料第3種郵便物の不正DM差し出しも発覚するなど、コンプライアンス面でも問題が浮上していた。

一方でディノスは2009年3月期で売上高は前期比3.6%の減収になったものの、販管費の削減などにより、前期は24億2300万円だった営業損失を6億6200万円の利益確保へと黒字転換させた。自力でようやく復調を果たしたディノスが、さらにカタログ事業の不調で厳しい状況のセシールと一緒になっても、プラスの効果が現れるとは考えにくい。

掲げられた合併のメリットについても、かなり疑問がある。顧客リストの相互活用については、ディノスの方が幅広く可処分所得的にも優良な顧客を有しているうえ、セシール以上に多種カテゴリーのカタログを発行。通販という業態上全国の顧客を網羅しており、セシールのバックグラウンドである高松の顧客を特別必要とする理由もない。チャネルについても年間約120億円を売り上げるテレビをはじめ、定期的に催事も手がけるなどクロスメディアでの優位性も高い。バックヤードも自前で大型のコールセンターと物流センターを保有し、現状ではこれ以上のインフラは不要と思われる。つまり、顧客層や媒体、インフラのいずれを取っても、セシールの持つ資産でカバーする必要はないといわざるを得ない。

中でも、最も違和感を覚えるのは、両社の企業体質や企業風土の違いだ。個人が一代で四国という地方に築きあげたセシールと、テレビ局の子会社として首都圏でおおらかに事業展開してきたディノスとの間には、物理的な面だけではなく体質・風土の面でいかにも距離がありすぎる。強いてそれらを乗り越えてまで合併するメリットとは果たして何なのか、現状では見えてこない。

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大手印刷会社でセミナー講師

5月14日に、大手印刷会社の社内セミナーで講師を務めました。4月に入社したピカピカの社会人1年生から役員クラスまで、セールスプロモーションやマーケティング部門の方々が70人ほど集まってくださいました。テーマは「通販業界全体の現状と動向」、そして「クロスメディア」について。80分ほど話をさせてもらいましたが、熱心にメモをとったり終了後にいくつか質問をいただくなど、皆さんの真剣さが伝わってきました。通販企業がカタログ用紙の削減を本格化する中、印刷会社もウェブなどをクロスさせながら“次の一手”を強化していく必要があるのでしょう。

セミナー終了後、コーディネートをしてくださった女性担当者が某大手カタログ通販企業の役員のお嬢様ということが判明。その役員の方にはとてもお世話になっていてたまに食事を御馳走になったりもしており、改めて「世間は狭い」と感じました。最近はどの業界でも女性の活躍が目立ちますが、やや旧体質のイメージがある印刷業界でも彼女のように有能な女性がもっと増えていって欲しいと思います。

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2009年5月 9日 (土)

ベネッセの3月期、6期連続の増収増益で最高値

ベネッセコーポレーションの2009年3月期連結業績は、売上高が前期比7.3%増の4127億1100万円、営業利益が同12.2%増の391億2500万円、経常利益が同9.3%増の392億7600万円と、6期連続の増収増益で過去最高値を更新した。「進研ゼミ」の会員が増加するなど教育事業が好調だったのをはじめ、出版や通販事業も増収となった。当期純利益については、同30.9%減の106億7800万円とマイナスだった。グループの東京個別指導学院の株価下落に伴う減損処理などが影響したという。

出版や通販を手がける「Women&Family」カンパニーの売上高は、前期比3.0%増の264億1200万円と増加。「たまひよSHOP」「ピースマイル」「たまひよ内祝」などの通販の受注件数が伸びたことが寄与した。一方で、妊娠5・6か月から生後5か月までの母親と家族に向けた通信講座「befa!」と、社会人女性が対象の自宅レッスンプログラム「ハピコレ」の立ち上げコストなどが影響。7億7800万円の営業損失(前期は11億7500万円の利益)を計上した。

同カンパニーは今後の事業コンセプトを“女性の意欲向上や充実した家族生活の支援”に置き、昨年9月に「ライフタイムバリュー」カンパニーから現在の名称へと変更。今後はさまざまな場面で通販を絡めながら、女性の生活事業領域を強化していく。「ハピコレ」で初年度10万人の会員獲得を目指し、これら若年層女性顧客を「ピースマイル」や「たまひよ」など他媒体の通販や「進研ゼミ」顧客へと誘導。また、月刊生活情報誌「サンキュ!」4月号では口コミ通販ブック「オトドケ」を別冊式で挟み込みテスト展開を行うなど、通販に本腰を入れ始めている。

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新緑の鎌倉、ハードなハイキング

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旧華頂宮邸

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岩に彫られた仏像

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天園から若宮大路と海を臨む

新緑が真っ盛りの鎌倉を訪ね、天園ハイキングコースを20数キロ歩いてきました。メンバーは毎年一緒にスキーに行く小・中学校(茅ヶ崎市)時代の仲間で、東京マラソンを3時間台で完走してしまうような男女10人の輩たち。日頃テニスで鍛えている私ですが、あまりのハイペースに常に最後尾でついていくのがやっとでした。でも、大船軒で買ったちょっと贅沢なお弁当「湘南玉手箱」を朝比奈切り通しの木陰で食べたり、ツツジが綺麗な「旧華頂の宮邸」を鑑賞したりと、有意義な1日を過ごしたのです。

江ノ電沿線の「鎌倉高校」出身のため、鎌倉は10代の頃から馴染み深い場所。時間を見つけると大好きな覚園寺の日光菩薩像(あの阿修羅像に勝るとも劣らない)をはじめ、たくさんの仏像や社寺を堪能しています。2月には瑞泉寺の梅も楽しんできたし・・・。

そんな鎌倉は年間を通じて観光客で賑わうだけでなく、「鎌倉検定」の実施や「世界遺産」の候補に手を挙げるなど話題も豊富。当然ながら多くの“ご当地特産物”があり、最近はさまざまな形で通信販売も盛んです。最もメジャーなのはやはりインターネット通販で、鎌倉商工会議所が「かまくら推奨品」という形で扱っています。「鳩サブレー」や「鎌倉カスター」などのグルメから「鎌倉彫」などの工芸品まで幅広い商品がありますが、私のお気に入りは「メーカーズシャツ鎌倉」の4,900円均一のオリジナルシャツ。製造小売業だけあって良質でハイセンス、カッチリとしたスーツの下によく合います。

以前は雪の下の本店までわざわざ買いに行ったのに、この10年ほどであちこちに支店ができたうえ、ショッピングサイトでの購入も可能に。便利になったのは嬉しいけれど、“ご当地”の色が薄まってしまったようでちょっとだけ残念な気持ちもないとは言えません。

今回はハイキングで汗だくになり、小町通りを素通り。ひたすら生ビールを求めて大船の居酒屋へと急いだ私たちでしたが、“紫陽花”で大混雑する前に今度は買い物目的でまた行くつもりです。シャツだけでなく、スイーツ、納豆、蕎麦、さつま揚げ、漬物、そして地ビール・・・美味しい誘惑もいっぱいですから。

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